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■GENTE
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リストランテ・パラディーゾがアニメになるんですね。まさかオノナツメさんの作品がアニメになるとは…タッチがかなり違いますけど、サイトはこんな感じです。

http://www.rispara.tv/

ドラゴンボールレボリューションみたいなことにならないでほしいですが…
サイトをみる限り、イメージと違ったのでかなり不安です(笑)

確かにアニメ向きなのかもしれません。オノさんの作品はマンガだけど、そんなにぱらぱら読み飛ばせないんですよね。間があるというか、コマとコマの間の時間軸が普通のマンガより大きいように感じます。人物像なども追っていきながら読むと、人間関係の綾も相まって行きつ戻りつw結構読むのに時間がかかる面白い作品です。

知らない人のためにあらすじを。

舞台は、イタリア。田舎からローマに出てきたニコレッタは、リストランテ『カゼッタ・デッロルソ』を訪れる。それと言うのも、幼くして両親が離婚し、母親が再婚する為に祖父母に預けられたニコレッタは、自らの再婚の為、成人するまで娘を置き去りにした母を恨み、彼女の再婚相手がオーナーを勤めるリストランテにやってきた。娘がいることを知らない母の再婚相手に、全てを話そうと機会を窺っていた。

そこで、ニコレッタは何とかオーナーの店『カゼッタ・デッロルソ』の見習いとしてに働き始めたが、そこは従業員全員が、老眼鏡着用が必須の紳士という店だった。老眼鏡紳士が目当ての女性客で連日予約でいっぱいのリストランテだが、ニコレッタもサント・クラウディオ・パラディーゾが気になり始める。


大人の色気というのでしょうか、ここに勤めるカメリエーレ他、シェフ達は渋くてかっこいいんです。イタリアという土地柄か皆明るくて、言葉にも知己があって楽しいのですが、何よりも年を重ねただけの深みというんでしょうか、かっこいいんですよ。

僕はこの人の絵も好きで、以前も紹介したのですが『not simple』、『さらいや五葉』もおすすめです。

僕も以前は数年にわたって『花より男子』をはじめ、マーガレットなど少女漫画のサイトをいくつかお仕事で作らせて頂いていたのですが、最近はビジネスビジネスのサイトばかりなので、漫画家さんのサイトもぜひ作ってみたいです。前から思っていたのですが、きれいな絵があるだけで既にコンテンツですからね。これほど作りがいのある素材はないですよね。それが自分の好きな作家さんならなおさらですよね。

オノさんのサイトはこちらから
http://79orsi.web.fc2.com/
このタッチのサイトにテレビ版もなれば良かったのに…というわけにも素材もあるんでいかないんでしょうけど、基があるものを再構築するって非常にむずかしいことですよね。テレビ版のサイトも作られた方お疲れさまでした。テレビもファンなのでもちろん録画しますけどね。
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by mo-gu-mo-gu | 2009-03-26 02:45 | ■Book
■ウルトラダラー
b0009493_2172634.jpg「拉致」衝撃の深層!昭和43年暮れ。東京・荒川に住む若い彫刻職人が、忽然と姿を消した。それから35年以上の月日が流れ、ついに全貌が明らかになる…。ダブリンに超精巧偽百ドル札あらわる!震源は「北」。前NHKワシントン支局長の著者が放つ衝撃のドキュメンタリー・ノベル。

ま、時期が時期だけに、話題の一冊です。拉致問題、偽札、テポドン、台湾と中国、極東アジアミリタリーバランスなどなどをまとめて読める面白い本です。前NHKワシントン支局長であった手嶋氏が書き出すリアリティとは裏腹に文体に加齢臭が何処となく漂うw。

イギリス人が主人公なんだけどその周辺の台詞がいちいち言うことが気障でちょっと耳障りが良くない他は、『あ〜ありえるありえる』とうなずける内容です。日本の外交を考えさせられる一冊。今も中国のどこかで美人局作戦に引っかかってる自衛官がいると思うと、これからの外交もこれでいいのかと、不安になりますよ。

外交問題、特に特定アジアに興味のある方にはおすすめです。ひとつ言うなら、終わり方はいただけませんけどね。ネタばれにはならないので言っておきますが、連載を打ち切られた漫画家のような終わり方はやめていただきたい。編集者ももうひとつ食い下がるべきだったように思います。
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by mo-gu-mo-gu | 2006-09-03 02:35 | ■Book
■きみにしか聞こえない—Calling you
b0009493_1720465.jpg スニーカー文庫ということで、
いい大人が通勤の電車内で読んでると
とても恥ずかしい表紙なのですが、
いやはや何ともすばらしい本です。

乙一の心の琴線をなでるようなこの作風。
とても素敵な一冊です。学生さんにもお勧めです。

サラリーマンの方はカバーをかけてもらいましょう(笑)
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by mo-gu-mo-gu | 2006-08-28 17:20 | ■Book
■ジョン・レノンが恋した女
b0009493_18364614.jpgこの本を燃やしなさい。読みおえたら。

オノ・ヨーコが書いた『グレープフルーツジュース』。なんてこと無い詩集ですが、読み終わるととても良質な時間が持てたなぁと思える本です。この本すべてが命令形。すべてが簡単な英語で書かれています。だけれども、簡単な言葉で深い意味を持った言葉、まるで絵本のように誰でも知っている言葉で、より深い意味を伝える。俳句のような、滋味のある一冊です。

オノ・ヨーコをみた時に何でスーパースターのジョンがこの人を選んだのだろう?と誰しも思ったのではないでしょうか?東洋人だし、英語を効いてわかる通り、ネイティブでもない。おまけに前衛芸術でも世界的に成功していたとは言いがたい。でもこの本を読むと、何となくわかるような気がします。

二人が出会ったきっかけに彼女の展覧会があったと聞きます。そこに展示されていた作品のひとつに、天井から虫眼鏡がひもでぶら下がっている作品がありました。脚立で登っていくと天井に小さな文字が書いてある。虫眼鏡でのぞくと『YES』と書いてあるのです。

ジョンはこの作品に多いに感動し、二人の距離が縮まっていったとのこと。YES、無条件の肯定。彼女は何はともあれ、のぞいた人すべてに『そう、それでいいのよ』と肯定を与えていたのですね。人は肯定されることで、前に進んでいく生き物です。どんなことでも前向きに捉えてゆく彼女の生き方もそこには反映されているのでしょう。

■オノ・ヨーコ(小野洋子)
銀行家の小野英輔、磯子夫妻の長女として東京都で生まれた。伯父は、医学者の小野康平、伯母(血はつながっていない)はヴァイオリン教師の小野アンナである。安田善次郎は母方の曽祖父。学習院幼稚園と自由学園を経て、1952年に学習院大学哲学科に入学(後に中退)。1953年に家族と共にニューヨークのスカースデールに移り住み、サラ・ローレンス大学に入学した(後に中退)。彼女は1956年に作曲家の一柳慧と結婚するが、1962年に離婚。同年の11月28日に映画製作者トニー・コックスと結婚、2人は1963年3月1日に離婚し、6月6日に再婚するが、結局、1969年2月2日に離婚した。2人の間の娘キョーコ・チャン・コックスは1963年8月8日に誕生している。ジョンとは再婚で、一子をもうけ息子は歌手のショーン・タロー・オノ・レノン。(Wiki)
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by mo-gu-mo-gu | 2006-08-27 18:56 | ■Book
■世界の美しい図書館
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世界の美しい図書館を集めたサイト。建築、図書館好きの私としては身震いがします。日本にも美しい図書館は沢山あると思うのですが、きっと違いがあるのは本の装丁なんだと思います。外国の古書は革などの美しい装丁のものが多く並べているだけでちょっとしたアートになりますが、日本の本屋さんでみてもわかるように我が国の図書にはあの重厚さはあまり無いですよね。そのかわり、蔵書の内容であるとか、リファレンス関係に関しては整理されていて、とても使いやすく読書環境もとても充実していると思います。こういう、本屋さんが近くにあったら毎日通うんですけどね。

http://thenonist.com/index.php/thenonist/permalink/hot_library_smut/
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by mo-gu-mo-gu | 2006-08-27 00:09 | ■Website
■革命!キューバ★ポスター集
b0009493_42097.jpgキューバという国はアメリカの経済政策もあって
あまり裕福な国ではないのですが、
この国のポスターはそういうことを感じさせない
とてもポジティブなパワーを感じます。

ざらっとした感覚がまたいいのですが、
一つ一つのデザインがとても美しく
ポスターに興味のある方にお勧めです。
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by mo-gu-mo-gu | 2006-08-26 04:20 | ■Book
■世田谷一家殺人事件 -侵入者たちの告白- 
b0009493_21492654.jpg久しぶりにドキュメントものを読んでみた。内容は2000年12月30日、宮澤みきおさん一家4人が世田谷区内の自宅で殺害された「世田谷一家殺人事件」について。現場には指紋を含め有力な物証が数多く残されていたにもかかわらず、いまだ解決していない。

自宅にいて、突然、凶悪な事件に巻き込まれた宮澤さん一家。著者を取材に駆りたてたのは、犯人を絶対に許せないという強烈な思いである。事件を追い続けた彼がたどりついたのは、まさに戦慄すべき事実だった──。

事件から少し経った頃、ベトナムから炭坑技術を学ぼうと数十人の留学生が日本の地に降り立った。何人かは九州へ、何人かは北海道へ。南国の地より、炭坑技術を求める若者はきらびやかな繁華街からほど遠い、坑ぐらへ体を滑らせていった。

研修も終わり、帰国の途につく時期になり3人の留学生が姿を消す。彼らの部屋から採取された指紋の中に「世田谷一家殺人事件」と同じ指紋が見つかるのだ。

指紋の主は様々な殺人事件にキーとなる場所でたびたび見つかることになる。もちろんベトナム人のものではなかった。なぜならそのベトナム人に筆者は遭遇することになるからだ。そこで彼らが口にした言葉は意外なものだった。

『外国人による金銭強奪目的のみの殺人集団の存在』である。彼らがホテルから抜け出したのはそのグループに入ったからだった。そのグループの中では、いかに残虐な事件を起こしたかによって順列が決められるという。そこではおのおの自分が関わった事件を告白するのだが、そこに世田谷一家殺人事件の犯人はいたという。

衝撃の事実に読みながらじとーっと汗がしみ出してくるようだった。しかもそのクリミナルグループといわれる集団は全国各地に点在する。彼らの目的はカネだけ。なので、コミュニケーションもいらないので、同じ国の人間である必要すらない。それぞれが目的を果たし、金銭が得られればそれでそれぞれ散り散りに闇の中に消えてゆく。

そこにはあるべき人間関係はないので、関係をたどられて足がつくことすら無いのだ。なんと恐ろしいことだろう。しかも彼らはインターネットを利用して巧みに連携をとりあっているらしい。時には掲示板を使って隠語で語りかけ、時にはメールで連絡をとりあう。

世田谷の事件では殺害後朝方までインターネットをしていたとあるが、これは仲間への連絡だったようだ。作者はそのような情報をつなぎ合わせ、警察という分断された組織では出来ない俯瞰的な立場から事件の全容を暴き出し、縁者をつてに情報をあつめ、ある在日のキーマンと出逢うことに成功する。そして、彼らから世田谷一家の事件の犯人を特定し、韓国人、中国人の計3人の犯行であることを突き止めたのだ。(ただ、この行動により、このネタ元となった人間が一人南港に浮かぶことになる)

これだけ、追いつめたにも関わらず未だ捕まっていない犯人。先日ソウルの事件で指紋が採取されたらしい。もう日本には居ないということだ。僕自身この本に書かれていることが100%真実だとは思っていない。だが物的証拠など、うごかざる事実は全くこの本を読むまで知り得ることでは無かった。

マスコミが報道しない真実。もう自分の身は自分で守る時代に入っているのかもしれない。いつ、同じことが自分の身に降り掛かってもおかしくないのだ。日本は平和すぎるいい国だった。しかし、こういうことが始まってしまったのであれば、平和な日本にはもう戻ることは無いだろう。これからは自己防衛の時代。この本に書かれていることがたとえ嘘だったとしても、身近にある犯罪を知ることができただけでも良かったと思う。そう思わなければいけないとこじたいが、とても恐ろしいことである。

■フラッシュの記事らしいです(PDFです注意)
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by mo-gu-mo-gu | 2006-08-24 22:13 | ■Book
■BUSINESS CARDS
b0009493_14155047.jpg世界中の名刺デザインをあつめた見応えのある一冊。これから印刷に携わるデザインを仕様としている方に超お勧めの一冊です。名刺は会社の情報が分かるというビジネスカードという側面だけでなく、その会社の雰囲気なども伝えるツール。初対面でハッとさせられるような名刺デザインが詰まっています。

僕も仕事で名刺のデザインをやっておりますが、こういう本ってすごく刺激を受けます。フォントひとつとってみても工夫がされていて、そこには何らかの意味が込められています。小さなスペースだからこそ、名刺のデザインは技術の差が歴然と見えてきます。レイアウト力しかり、カラーコーディネート力しかり・・・

やっぱりその根底にあるものは、もらってうれしいかどうかということのなのでしょうね。オレのデザインかっこいいだろーっていうのじゃ、独りよがり。そんなお名刺も良くいただきます(笑)もらってにっこり出来るものこそ本物なのでしょうね。
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by mo-gu-mo-gu | 2006-08-10 14:19 | ■Book
■変身
b0009493_0542669.jpg平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める・・・

まさに日本版『アルジャーノンに花束を』。そのプロットから作品をくらべられることの多いこの作品。あれこれいわずに両方よんでみて下さい。どちらも掛け値なしに泣ける傑作です。

僕は脳移植は受けていないですが、自分が変わっていく瞬間てあると思うんですよね。例えば、すごく影響力のある人といると、その人の思想に近づいていってしまって、自分も同じ様な思考ロジックになってしまっているときとかあるように思うんですね。でも、何か気持ち悪い、自分ではないようなそんな居心地の悪さから完全にそちら側に行ってしまうことはないのですが、成功している人の空気ってそんな気がします。

なかなか難しいですが、自分を貫くって自分だけでは成り立たないってことですかね。

僕は最近ブログを頻繁に更新していますが、これはこれですごく制御弁になっている気がします。忙しければ忙しい程、僕はあまのじゃくなので、違うことがしたくなってしまう。だけれどもそれを始めると、今度はそれに夢中になってしまうので、何も手がつかなくなってしまうし、考えもまとまらなくなってしまう。

そんなとき、ブログにそういった思いつきを記しておくことで、少し落ち着くような気がします。軽い変身とでも申しましょうか、あーすっきりした、元に戻ろうってな感じですね。なので、エントリーが多くなったら要注意かもしれません。テンパってます(笑)
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by mo-gu-mo-gu | 2006-08-09 01:04 | ■Book
■手紙
b0009493_0343954.jpg武島直貴の兄・剛志は、弟を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った屋敷で、思いもかけず人を殺めてしまう。判決は、懲役15年。それ以来、直貴のもとへ月に1度、獄中から手紙を送る剛志。一方で、進学、恋人、就職と、つかもうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく直貴。日を追うごとに、剛志からの手紙は無視され、捨てられ、やがて…。

白夜行、秘密などテレビドラマ、映画化され、一気に名の知れる作家になってしまった東野 圭吾さんの作品。罪繋がりで、先ほどのエントリーの続きで書いてしまうけれど、家族に犯罪者が出てしまったらどう思うだろうか。兄が殺人を犯してしまったがために、人生において何をするにもそれがネックになってしまい、恨めしい生活をおくる弟の話なのだが、とにかく暗いし、救いがあまり無いのだけれど、それがまたリアルに思えてくる。

この本は犯罪者の家族を擁護する話ではない。さらに言えば犯罪者の人権についても同じように思う。残酷だけれども罪を犯すということは自分だけが罪を清算すればすむというものではないということを教えてくれると思う。罪は自分だけでなくまわりにも波及する。ここから不幸の連鎖もはじまるのだ。大げさかもしれないけれど、万引きひとつでもそ、起こりうる話なのだと僕は思っている。身勝手な現代の若者はぜひとも読むべきだと、思う一冊。夏休みの課題図書にでもすればいい。きっと、人生の重さに気がつくことだろう。

今は夏.甲子園が熱い。こんな時期は、『魔球』もおすすめです。
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by mo-gu-mo-gu | 2006-08-09 00:44 | ■Book