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■電話のようにブラウザを共有 Sync+
■電話のようにブラウザを共有 Sync+_b0009493_18372538.jpg先日打ち合せに行った際に、先方の開発した新しいソフトウェアについてお話を聞かせていただいた。エクストリーク株式会社のSync+というソフトなのだけれどもこれがまたすごく面白い!

このソフトを使うには、プラグインをダウンロードし、ログインしなくてはならないのだけど(ここの部分だけもうすこし簡略化できたらなぁと思う)一度ログインすると、ログインしている相手とブラウザを共有できる。

この説明だけではわかりずらいので、もう少し噛み砕くと、ログインすると自分のマウスポインタはもちろん、相手のマウスポインタも表示されるようになる。ブラウザは同期されるので、同じ画面をネットを通して2人で見ることが出来るというもの。もちろん見るだけではなくて、マウスをクリックしたらリンク先に飛ぶ。画面を広げれば、相手の画面も広がる。同時にチャットウインドウも開くので、話しをしながら同じ画面について語ることが出来る。

また画面上にペンツールを使って書き込みも出来るから、ブラウザで地図を開いて、待ち合わせの場所を書き込んだりも出来る。ウェブ製作の携わる人にはなかなか便利で、クライアントとつないで、修正箇所等を書き込んでもらったり、導線について議論したりと使い方は考えれば無限にあるなと思う。別個にスカイプを立ち上げて、音声通話しながらでも楽しいだろう。

テレビ電話ならぬネット電話の使い方だけれども、使い方次第で楽しめるソフトウェア。何事においてもそうだけど、ツールは使う人のアイデア次第で、いくらでも便利に使える。例えば、このソフト、旅行代理店などにパッケージングされていてお客様と電話で話しながら、ウェブ上で旅行先のオプションについて説明したり、マンションなどの不動産販売にも電話+ウェブといった形でサービス提供されている。

お客様の手元にカタログや資料がある場合でも、何ページのこのあたりを見て下さいというのは齟齬が生じる。ましてやカタログが無い場合はウェブの何処そこをクリックしてださいと電話で言ってもこれまた、手間取る。そういった、かゆいところに手が届くソフトなのだ。

これを使えば、自分のマウスポインタも相手に表示されるので、『ここ押しますね』とマウスで誘導しながら、同じ画面を見ることが出来て、その情報についてプレゼンできる。うーん画期的だ。しかもパケットで片側のブラウジング情報を同期させているだけなので、PtoPでもセキュリティに問題が無い。

対応OS、ブラウザが少ない、など多少の使い勝手の悪さがあるにしてもなかなか面白い体験でした。遠距離で情報交換したい人はスカイプとセットだとなお面白いともいますよ。


http://www.syncplus.net/
by mo-gu-mo-gu | 2006-08-03 18:56 | ■Software
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