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■亀田戦の最高視聴率52%、抗議4万件
2日夜、TBS系で中継された世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦の平均視聴率(関東地区)が42・4%だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 亀田興毅選手が判定勝ちを決める直前と直後の2回、瞬間最高視聴率(同)の52・9%を記録。また、亀田選手の地元・関西地区の平均視聴率は42・9%だった。

 ボクシング中継では、現在の調査方式に変わった1977年以降、78年のWBA世界Jフライ級タイトルマッチ「具志堅用高対ハイメ・リオス」の43・2%に次ぐ歴代2位の高視聴率となった。

  一方、番組の構成や試合の判定などについて、TBSには放送開始直後から問い合わせや抗議が殺到。3日午前9時までに4万件を超える電話やメールが寄せられた。
(読売新聞) - 8月3日12時24分更新

昨日ブログに書いた試合の結果がすごいことになっている(笑)内容からして、素人目に見ても負けだろ〜と思うし、解説も『世界はそんなに甘くないです。コウキ君も1Rにダウンしてからよく頑張りました』と、負けのようなコメント。本人の落胆の表情。すべてどれをとっても、まけたなぁと思う内容でした。

しかし、結果は2-1。ネット世界では八百長、八百長と大いに盛り上がっているが、スポーツの世界、しかも世界戦では八百長はあり得ないだろう。しかも世界ランカーが本気で殴り合う世界に手心を加えることなど出来るのであれば、八百長どころか普通にベルトは巻けるのだと思う。亀田選手ももちろん実力があったのだろう。だけれども、彼はメディアに食い物にされてしまっていた。彼が動くところお金が動いていたし、実際亀田弁当の中継の宣伝が随所に入っていた。試合前にはドラマ仕立てで、家族の感動話が組まれ、控え室にはアナウンサーが入る。若干19才の若者の双肩に一テレビ局の命運、また、スポンサーの事情、そして何より家族からの期待がかかっている。あまりに背負うものが大きすぎてかわいそうに思えてきた。

大人の事情に巻き込まれて、微妙な試合の後でも勝ち気な発言を強要される選手。案外かわいそうなのを本人も自覚しているのかもしれないなと思った。あと2,3戦ちゃんと試合してれば、曰く付きでないベルトを手にできたのになとおもう。温室栽培のレッテルはまだまだ剥がれそうにない。
by mo-gu-mo-gu | 2006-08-03 12:41 | ■Sports
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