■雨の日は読書で
あっという間に桜も散る季節ですね。ここのところの雨でまた一段と葉桜に近づいてしまいました。もうそろそろあの暑い日差しが帰ってくると思うと待ち遠しくてたまりません。

実のところ、春先が一年で一番ダメな季節でして、花粉症とかそいういう以前になんだか気持ちがのらない、気分が晴れないそんな季節なのです。周りにそういう人が全くいないので、同感を得られないのが残念。あえて言うなら1足早い5月病みたいなもんでしょうか。世間ではお花見真っ盛り、出会いと別れの季節でウキウキな季節を演出していますが、僕の中ではどんより曇天。早くこの季節過ぎ去らないかなぁと、鯉のぼりを待ち遠しく思っています。

そんなどよーんな日々ですが、腐っていてもなんなので熱心な読書家ではないけれど本でも読もうかと思っています。積読とはよく言ったもので、積んでおくだけで未だ読まれていない本が山ほどあるので、このどんよりな天気&気分にぴったりな本からどんどん片付けて行こうと思います。

まずはコレ。

愚行録 (創元推理文庫)

貫井 徳郎 / 東京創元社



もう、悪意の塊みたいな本でしたが、読み進めてゆくたびにコレが面白いって感じてしまうのって自分にもそういうところあるからなのか?と訝ってしまう瞬間が多々ありました。

ストーリーはモノローグ(独り語り)で進められており、まるでファミレスで隣の会話を盗み聞きしてるような感覚。一家惨殺にあった夫婦の友人や知人がその夫婦について思い出を語る形でストーリーは進められてゆきます。

あるときは友人、あるときは主婦仲間、隣人などの口から語られるうわさ話やエピソードでで被害者の素顔が浮き彫りになります。なぜ殺されてしまったのか…という点がお話が進む中でぼんやりと浮かんでくるのですが、読み進めると誰もが被害者になり得るなぁと言う怖さが出てきます。

『慟哭』の貫井 徳郎 さんの作品ですが、この人の本はちゃんとしっかりとしたオチがあって好きです。もちろんこの作品も。湊かなえさんの『告白』を読んでニヤリとした人なら間違いなくオススメです。

今日はスヌスムムリクの恋人を読んで、号泣してしまいましたが読書は気分も晴れるし、落ち着いた気持ちになれるので良い気分転換になりそうです。桜が散るころまでは、買っただけという本がまだあと数十冊たまっているので、しばらく楽しめそうです。しかしまぁ、なんでこんなにたまってしまったのだろう…ムムム。

あ、スヌスムムリクの恋人もかなりオススメですよ。スヌスムムリクってスナフキンのことなんですね。ちなみに嗅ぎタバコを吸う男って意味らしいですが、嗅ぎタバコなんて吸ってたかなぁ。
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by mo-gu-mo-gu | 2010-04-13 00:23 | ■Book
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